面接対策どうする?ポイントをおさえればOK!
小学校受験は、ほぼ全てといってよいほど、親子面接があります。
私のように手っ取り早く幼児教室に入り、小学校別過去の質問集を手に入れることも可能ですが、
面接対策本が売られているので、それを1冊買うだけでも参考になります。
おススメは有名幼児教室(桐杏学園)が発行している本!
実はこの本、首都圏有名小学校の面接テスト内容や受験者の入試感想まで載っています!
幼児教室に通わずとも、この本を買えば、小学校別面接内容を知ることが出来ます。
しかも父親・母親・子ども別に質問された内容がまとめられており、会場の配置図も掲載されているのです。
なんだ、幼児教室に申し込まず、これを最初から買っておけばよかった…と思ったのはナイショです。
一応これを見ながら、我が家も志望動機を整理していきました。
志望動機の基本は、家庭の学校理解度
前回、小学校は【知能指数が高い子どもではなく将来性のある子ども】を求めていると書きました。
しかし、将来性がある子どもを見抜くのは難しく、面接で家庭の教育方針が聞かれることも少なくありません。
小学校に教育を丸投げせず、【ともに育てていくことができる家庭】をアピールする場が、面接です。
我が家は、家庭での教育方針や今までの経験と学校の教育理念が重なる部分を志望動機としてアピールすることにしました。
幼児教室の先生からもその方が、学校側の印象が良い(志望動機が具体的)と言われました。
夫は学生時代、12年間かけて部活動を続けてきました。
基礎から応用までコツコツと積み上げていく大事さを知っているからこそ、12年間一貫教育に賛同していること。
また、将来子どもは必ず親の元を離れて自立しなければならないことから、主体性や他者への思いやりを大切にする教育理念にも共感していることを面接で伝えることにしました。
小学校お受験に向けて買ったものリスト
A小学校の過去説明会をホームページ上でチェックしていたら、親子の服装に目が行きました。
みんな同じような服装です。
「受験は、園の制服で行けばいいかな~私もジャケット羽織るくらいのカチッとスタイルで」
なんて考えていた私はおバカでした…
学校説明会や受験本番の服装はとても重要です!
定番の服装は紺色!親子で統一感を出す
お受験の基本は【紺色】
全く知らなかった私は焦りました。
なぜなら、親子揃って紺色の服なんて持っていないから!!
父親はネイビースーツが基本だが、そうでない人も
父親のスーツも本当は、紺色が良いようですが、買ってもその後の活用方法がないため、黒スーツに紺色ネクタイを合わせました。
実際の試験日でも全員が紺色スーツといった感じではありませんでした。
しかし、やはり親子3人そろってバシッと統一感を出すなら、メンズネイビースーツもおススメです。
母親は9割ネイビージャケットワンピース
結局私はお受験用のネイビージャケットワンピースをネットで買いました。
受験後もコサージュをつければ活用可能と考えたからです。
結果的に買って正解でした。やはり小学校受験をする母親の意識は高く、9割の方がネイビーの服。
逆に違う色の服は目立ってしまう形に…。
説明会や見学会は暑い日が多いため、半袖(袖が少し長めが上品)ワンピースがあるととても助かります。
夏場に1枚で着るときは、襟をつけた半袖ワンピスタイルに。
受験本番の秋口は襟を外した上にジャケットを羽織るとスマートに見えます。
背中チャックよりも前開きスタイルの方が着脱しやすくとても便利です。
説明会や面接では椅子に座ることが多いです。太ももがあらわにならないひざ下丈が無難です。
ハンカチやティッシュはすぐ出せるポケットに。当日は持ち物が多いので、少しでも身に着けることが出来るものはそばに入れておくと助かります。
お手頃価格の割に、上記ポイントをすべて満たした機能性を備えつつも高級感がありました♪
スリッパは父母お揃いがベスト!
旅行用スリッパなどぺらぺらしたものよりも、スーツに合わせるのであればそれなりのスリッパがおススメです。
無難な黒か濃紺であれば、今後小学校のイベントに参加する際も便利だと思います。
シンプルなスリッパケースもセットであれば、手に持っていても自然です。
私はこのスリッパケースにスーパーのビニール袋を入れていました。
外から学校に入るとき、スリッパを出したら外履きをすぐビニール袋に入れ、そのままスリッパケースにしまうと、ごちゃごちゃせず非常にスマートです。
子どもの服装は、面接と行動観察で分ける!
小学校によって面接と行動観察が別日に設定されているところが多いです。
面接は清楚に。行動観察では運動を行うため、動きやすい恰好がベスト。
男の子は半ズボンが主流ですが、女の子であれば面接はワンピース、行動観察はキュロットがおススメです。
※ちなみに説明会でも職員の方から「女の子はキュロットのようなものが良いかもしれません」と言われました。
上履きもマジックテープタイプのしっかりした上履きのお子さんも多かったですが、我が家は普通に西松屋で購入したシンプルな白い上履きを履いていきました。
あまり華美になりすぎないよう無地のものを選ぶ。
ボレロの下は半袖のものを選ぶと、説明会や見学会の時にも使用でき、長く使えます。
行動観察では、リレーやでんぐり返し等の運動があるため、女の子はキュロットがおススメ♪
上着は手持ちの白いブラウスで大丈夫ですが、中に派手な肌着を着ると透けることがあるので要注意です!
子どもの上履きケースも必要かな…と思ったら、入学後も使える絵本バッグ&体操着ケースの3点セットも購入しました。
小学校によっては、面接と行動観察が同日のところもあるので、面接用の服で行った後、体操着に着替えることもあるので、持っておくと安心!
絵本バッグは、面接の待ち時間用に子どもが読む絵本を入れて一緒に持っていきましたが、親の荷物も一緒に入れられたので便利でした♪
筆記試験と行動観察対策
筆記(ペーパー)試験
小学校受験はほぼすべての学校で筆記試験があります。
と言っても、文字や数字を書いたりするものではなく、「話をきいて理解して〇をつける」というものがメインです。
たとえ習い事で公文式やこどもチャレンジなどをやっていたとしても、全く対策ゼロで小学校受験に挑むのは無謀です。
なぜなら、問題の出し方や解答の仕方が違うから。
少しでも練習をして慣れておくことが重要だと感じました。
有名なのは、こぐま会の「過去問とっくん」
志望校別に過去問がまとめられているので、コピーして使用すれば何度も過去問にチャレンジできます。
過去数年分がまとまっている問題集を1冊購入しておくだけで、その学校の傾向がはっきりとわかります。
試験の最初に「解答は青のクーピーペンで書きましょう。間違ったときは✖を書いてください」等、その小学校独自のルールがあるので、それに慣れておくことも大切です。
消しゴムがNGな小学校も多いです。
工作・絵画化
普段から工作や絵を描くお子さんでも、いざ指示されたものが描けるかというと心配になると思います。
例題はこんな感じです。
画用紙の中心に三角形が描いてあります。それを使って自由に絵をかきましょう。使用するものはクレヨンです。
娘はお皿にのったピザとサラダを描きました。
その後、私と会話をしました。
私「このピザは一人で食べるためのピザ?」
長女「ううん。お友達みんなでたべて最後にあまったの」
私「じゃぁ誰が食べるか決めようか?どうやって決める?」
長女「じゃんけん!」
私「じゃぁ、じゃんけんしている手も描いてみようか?」
このような流れで進めます。
また、ハサミやのりを使って工作をするときもありました。
これは普段からやっていたことなので、それがたまたま小学校受験の対策につながった形です。
予め、〇の時はコレ、□の時はコレと言ったように描くものを決めておくと良いと思います。
絵を描くのが苦手だな…というお子さんにはこちらで練習するのがおススメです。
さて、次はいよいよ面接本番の話をかきたいと思います。
<次回に続く>
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