1ヶ月半で小学校受験に挑戦した話【3】幼児教室のメリットデメリット

よめ
よめ

幼児教室でペーパー試験の難しさを理解しました
しかし、小学校受験はそれだけではないことを知ります

小学校が求める親子とは

幼児教室の体験レッスンでは、小学校が求める子どもや家庭について教えてもらいました。

小学校が求める子どもとは

小学校が求めているのは、単純に知的能力が高い子どもではありません!
では、いったいどのような子どもなのか…。それは、

【将来性のある子ども】です!

 

1・人の話を聞いて理解し、行動できる
2・発達段階に応じた判断力や知識が身についている
3・年相応に自立し、しっかりとしたしつけ(生活習慣)ができている
4・自分の考えを相手に伝えることができる
5・心身ともに健康である
6・生活リズムが整っている
7・様々な経験をしている
8、集団生活ができ協調性がある
9、一生懸命物事に取り組むことができる
10、自分で考えることができる

親バカで大変恐縮ですが、長女はこのリスト全て、ある程度できているかな…と思っていました。

しかし「7・様々な経験をしている」に関しては少し不安が。
なぜなら、新型コロナウイルスの影響で2月頃から約半年、ほぼお出かけをしていなかったからです。

動物園や水族館など、実際に見て触れ合う機会が圧倒的に少なかったのです。
それはペーパーテストにも表れていました。

「このしっぽはだれの?」という問題が全く分からなかったのです…

ライオンのしっぽ

答えはライオンですが、長女は馬に〇をつけていました。
私は、まさか…とビックリしてしまったのですが、明らかに経験不足だったと反省しました。

外出できなくても、図鑑やWEBでなんとかなる!
そう思ってなるべく長女に【自分が当たり前だと思っていたこと】も日々教えるようにしました。

小学校が求める家庭とは

学校は、家庭との信頼関係を築き絆を大切にします。
【ともに育てていくことができる家庭】を望んでいます。

 

1・学校を正しく理解し共感できる
2・学校に協力できる
3・客観的な判断ができる
4・子どもとともに学ぶ意欲がある
5・社会的なマナーやルールなど一般常識がある
6・子どもの成長をサポートできる

簡単に言うと「モンスターペアレンツ」じゃなければ大丈夫かと思っています。
小学校に入ると、奉仕活動や行事に親が参加することが多くなります。
そのため、小学校は学校に協力しやすい家庭を望んでいます。

また、小学校受験では希望校が遠く、電車通学をする生徒が大半です。
電車のマナーやホームでの態度は、多くの人に見られており、学校に苦情が来ることも多いです。
その際、学校任せにせず、家庭でもしっかりしつけができるかというところもポイントになりそうです。

実際、面接の質問でも「通学の際、お子さんが電車で注意されたらどうされますか?」というものもあります。

幼児教室のメリット

幼児教室申込時すでに、A小学校の試験日まで1ヶ月半を切っておりました。
なぜ申し込んだかというと、それ相応の価値があると思ったからです。

小学校の独自ルールを知ることができる

各小学校で受験のルールや方向性が違います。
例えば下記のようなことは一般的です。

・間違ったら消しゴムを使わず✖や二重線で消す
・”〇をつける”と”〇で囲む”

これも幼児教室に行かなかったら知らないままでした…
そして、A小学校は青のクーピーを使用し、間違ったら二重線で消す。
B小学校は、鉛筆で書き、間違ったら✖で消すという違いも知りました。

子どもがいざ本番!となったとき、少しでも動揺しないよう独自ルールに慣れておくことは重要だと感じました。

過去の面接内容を知ることができる

実はこれが一番大きな理由でした。
なぜなら…夫は過去に伝説を持っていたからです。

小学校受験3-1

小学校受験3-2

小学校受験3-3

こんな夫なので、面接の過去問は必須です。
小学校によって質問の傾向は決まっているので、どんな質問が出たかは、幼児教室に入室するのが一番でした。

出やすい問題の対策をしてくれる

小学校によって求める子どもの理想像は若干違う場合があります。
A小学校は、生物などの理科的知識を好む傾向がありました。
しかし、昆虫が苦手な長女は苦戦…
先生に解きやすい方法を教えてもらいながら、徐々に理解を深めていくことになりました。

ちなみにB小学校は図形問題が多く出題される傾向にあるなど、それぞれ特色があります。

短期間で小学校受験に臨むのであれば、小学校の出題傾向を分析し、その対策をしてくれる幼児教室がおススメです。

幼児教室のデメリット

これはあくまでも私の場合ですが、参考までに。

送迎と待ち時間が長い

我が家の最寄り駅には、小学校受験対策ができる幼児教室はありませんでした。

申し込んだ幼児教室は車で25分。
約1時間のレッスン中、次女を連れてどうやって暇を潰すか悩みました。
結局、近くのスーパーで買い物に行くのが習慣となりましたが、いらないものまでつい買っちゃうのが悪いクセ…。

また、私はこの時次女の育休中だったので、レッスンは平日の夕方にお願いしました。
もし共働きの場合、せっかくの休日も慌ただしいものになっていたと思います。
小学校受験は、幼稚園生が多いのは、幼稚園から帰ってきた後に塾に通えるのも大きいですね。

授業料が高い

月5,000~と安価な塾もあるようですが、私の近隣塾は、月に3~4回のレッスンで20,000円~が相場のようでした。
ちなみに1回のレッスンは60~90分。

しかし、都内はもっと加熱しているのか、月に10万円で受験費用は約150万円という記事(参照:AERA dot.)もあるほど。
ある程度、自分の中で予算を決めておくのが良いと思います。

我が家が1か月半の受験対策で総額いくらかけていたかは、シリーズの後半でまとめる予定です。

次回は、実際長女が試した受験対策を報告したいと思います。

 

<次回に続く>

 


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