小学校受験で合格したものの、入学させるべきか悩んでいました。
そこで、自分が住む居住エリア(東京隣接県)の中学受験、高校受験の現状をリサーチすることに。
今回はどのように情報収集をしたか、また通塾している人の合格校偏差値実績などもまとめています。
受験情報は自分の足で調べる!
情報収集、どうすればよいかのポイントは3つです。
中学受験生を持つママ友
隣に住むママの長女は、公立小6年生で中学受験に向けて約3年間通塾していました。
さらに、PTA役員だったこともあり、小学校の雰囲気や中学受験の割合などは、熟知している頼れる存在でした。
そんなママ友から得た情報はこんな感じ。
通学予定の公立小学校における中学受験は約2割という情報は、市役所が開示している情報などから見ても間違ってなさそうでした。
恐るべし!持つべきものは、情報ツウのママ友だと実感。
今年はコロナの影響で学校公開がなく、雰囲気が全く分からなかったので大変助かりました♪
地元の中学受験・高校受験の人気塾
上記のママ友から、中学受験をする場合、大体どこに通う生徒が多いのかを聞き込みしたところ、
下記の様になりました。
家からも徒歩圏内。料金は比較的リーズナブルだが、面倒見はあまりよくなく、どちらかというと高校受験に力を入れている印象。
全国統一小学生テストの会場にもなる。
合格校は全て私立。
家からも徒歩圏内。Y塾より少し料金は高くなるが、面倒見がよく評判も良い。
合格校は全て私立。
最寄駅から電車で1本(約10分)
都立や都内中高一貫校などに強い。
テストによってクラスや席の位置が変わる。
合格校は9割私立。御三家も若干名いる。
最寄駅から電車で2本(約30分)
言わずと知れたハイレベル塾。おそらく首都圏No.1!
入室テストがあり、料金もハイレベルだが、御三家や都内有名校など多くの合格実績を持つ。
S塾は、遠いうえに送迎等も親がガッツリできる家庭ばかりでかなりの少数派。
そのため、私はY塾、Eゼミ、N塾の3校に絞り、合格実績を調査しました。
Y塾とEゼミは塾の入り口に今年の合格実績が張り出されていたので、それを撮影。
N塾は、年長向けワークショップに参加し、合格実績一覧表をもらいました。
市役所で進学先を調べる
市役所の窓口に行き、公立中学校から進学する生徒はどこの高校に行くか開示ができました。
残念ながら一覧はもらうことができず、メモならOKということで、必死でメモを取ってきました。
その結果…
首都圏の”高校”受験事情 進学実績と偏差値の平均を知る!
あくまでも進学した人の人数(市役所公開数)と地元の有名塾3校に絞って調査した結果ですが、
高校受験をした場合、75%は地元の県に残ることが判明。
さらに63.3%は公立高校です。
そして通塾しても、半数以上は偏差値50以上の高校に行けない可能性もあると知りました。
また、長女が合格したA小学校の内部進学高校(A高校)は、偏差値65以上のトップレベル。
高校受験でここを目指すのは、かなり厳しそうでした。
(実際、役所が開示した市立中学生全員の中でも、A高校に進学したのはわずか2名)
首都圏の”中学”受験事情 進学実績と偏差値の平均を知る!
※偏差値”下”という表現ですが、学校の科によって偏差値が変動するため、一番低い偏差値で見ています。
中学受験で合格する学校は、約3割が偏差値40台。
約6割が偏差値60以上の中学校に合格しています。
偏差値が40台のものは、滑り止めで受けている中学校も多いです。
(N塾によると、1人2~4校は受験するそう)
しかし、この中学受験の偏差値40は決して低いものではありません。
少しでも中学受験に興味を持ったなら、漫画「二月の勝者」を読むべし!
首都圏の中学受験の偏差値ですが、中高一貫校は高校に行くと偏差値が10上がると言われています。
私は最初、それを言われたときに「え?なんで??」となりました。
(なにせ田舎には中高一貫校は数%レベルしかなく、公立校の滑り止め程度の偏差値の低さだった)
しかし、首都圏の中学受験を題材にしたマンガ「二月の勝者」で疑問が全て解決しました!
↓ 以下、ネタバレですが…
なんと、こういうことだったのか!と非常に納得してしまいました。
首都圏の中学受験、偏差値や塾の仕組みや裏事情までかなり詳しく書いています。
しかもこの「二月の勝者」ドラマ化もされるようなので、どちらも必見です!
マンガを全巻買うのにためらわれている方は、こちらもおススメ。
私はPayPayを愛用しているため、電子書籍(ebookjapan)で購入しました。
PayPayポイントも還元されるのでおススメですよ。
結局我が家はどうする?
中学受験をさせるなら、塾代が3年間で約300万円は最低でもかかることを考えると、
年間約100万円の私立小学校に通学させてもトータル差額は300万円。
300万円を6年間(72ヶ月)で割ると、約4万2千円/月。
1日の大半を過ごす学校生活が有意義なものになるのなら、月4万円のコスパは、今の贅沢部分を節約すればなんとかなる金額だし、妥当なのかも?
と考えました。
しかし…
やはり通学するのは長女です。
「小学校受験は、100%が親判断(もはや親のエゴとまで…)」と言われていますが、私たちは長女の気持ちを最優先させる方向で意見が一致しました。
次回、私立小学校に入学するかが決まります!
<次回に続く>
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